北村山医療・ケア方針諮問第三者委員会

北村山医療・ケア方針諮問第三者委員会

 

 (出典)人生最終段階における医療の普及・啓発のあり方に関する検討会(第3回2017/12/22)
厚生労働省

 

 『人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン』(平成30年3月、厚生労働省)において、本人、家族等、医療・ケアチームが話し合いの結果、医療・ケア内容の方針決定で合意が得られない場合には複数の専門家からなる話し合いの場を別途設置して方針等について検討及び助言を行うことになっている。第三者である「複数の専門家」は医療倫理に精通した専門家、国が行う「本人の意向を尊重した意思決定のための研修会」の修了者等を想定している。「本人の意向を尊重した意思決定のための研修会」は「人生の最終段階における医療体制整備事業」として神戸大学医学部付属病院緩和支持治療科の厚生労働省委託事業になっている。
 開業医の在宅医療や、介護施設では、本ガイドライン上の「医療・ケア内容の方針決定で合意が得られない場合には複数の専門家からなる話し合いの場を別途設置」することは困難であるため、北村山地区医師会では、平成30年10月に北村山地区医師会内に第三者委員会(「北村山医療・ケア方針諮問第三者委員会」)を設置した。北村山地区では既に医師3名、看護師4名、保健師1名、社会福祉士4名の合計12名が相談員研修の受講を修了している(令和2年1月現在)。

 

「北村山医療・ケア方針諮問第三者委員会規程」(PDF)ダウンロード